Windows10 で マウス・キーボード入力 が反応しなくなってしまった時の、応急処置的な修正方法について紹介します。
※「Ctrl」 + 「Alt」 + 「Del」 キーだけは入力が反応する前提です。
この記事はこんな人におすすめ
- ブラウザを開いた後に、タスクバーをクリックしても反応しない
- ブラウザを終了して他のアプリケーションをクリックしても反応しない
- タスクマネージャーが開かない
- 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「Del」 以外のキー入力が反応しない
修正方法
① まずはキーボードで 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「Del」 キーを入力して青い画面を表示します。
ちなみに、この青い画面の状態のことを Secure Attention Sequence (SAS) と呼びます。
② 右下の電源ボタンから 再起動 を選択し、 パソコンをいったん再起動します。
③ 再起動出来たらキーボードで 「Windowsボタン」 + 「r」 キーを入力して ファイル名を指定して実行 画面を表示し、
cmd
と入力します。
④ 次に、 管理者権限 でコマンドプロンプトを実行するために「Ctrl」 + 「Shift」 + 「Enter」 キーを入力して ユーザーアカウントの制御 画面を表示し、 はい を選択します。
⑤ System32 を参照していることを確認したら、
sfc /scannow
を入力して システムファイルのスキャン を開始します。
通常であれば、破損ファイルを発見すると修復も行ってくれます。
軽度の障害であればこのコマンドで済みますが、深刻な場合は CBS.log を見て手動で修復をしないといけない場合もあります。
SFCスキャン を行った場合はログに [SR] というタグがついて記録が残ります。
参考:生成されるログ ファイル エントリ SFC.exe 分析する – Windows Client | Microsoft Learn
この時、
dism /online /cleanup-image /checkhealth
を入力して システムイメージのチェック もしておくといいです。
⑥ 念のために ファイルシステムの健全性チェック も行います。
chkdsk
を入力してディスクスキャンを開始します。
問題が無ければ下記スクリーンショットのような結果になると思います。
⑦ 最後に、
sfc /scannow
を再入力してシステムファイルのスキャンを開始します。
「Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。」
というメッセージが出たらトラブルシューティングは終わりです。
パソコンがフリーズしてしまった時に行ったトラブルシューティングの話を記事化しました。
タスクマネージャーが開かなくなって焦りましたが、SFCスキャンで問題が解決してよかったです。
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